波乱に満ちたバギオ旅行 最終回
前回の記事(↓)の続きです。
台風による欠航を告げられた3日目の夜。
クラーク発関空行きは週3便なので、次の便は木曜日。
どうやって帰ろうか・・・ここからが本当に大変でした。
最速・最安かつ確実なルートを探す
このときの進路予報は、関空を直撃するようなコース。
そうなると残された選択肢は、
①翌日の早朝にマニラへ移動し、昼にマニラを出発する福岡便
②翌日の夕方にクラークを出発し、台北でトランジットして福岡便に乗る
③翌々日の未明にクラークを出発、韓国経由で福岡へ
この3つが良さそう。
色んな条件、運賃、時間を考慮すると、②が最善と判断したので、急いで航空券を手配しました。
そしてなんとかその日のうちに帰国手段を確保。いやー、焦った。
初利用キャリアのオンパレード
翌日、昼前にホテルをチェックアウトし、クラーク空港へ徒歩で移動。
1kmくらい歩きます。暑いです。マジで暑かった。
20分くらいでクラーク空港に到着。なんと出発の5時間前!空港周辺も特に何もないので、渋々空港内へ。
待つこと2時間、出発の2時間半前にチェックイン。
フィリピンエアアジアは初利用!!期待が高まる。
クラーク空港は本当に小さい(笑)保安検査・イミグレを抜けると正面にバスゲートが3つ、2階にPBBゲートが2つ。僕の便はバスゲートなので、ここでしばらく待機。
出発30分前の17:25に搭乗案内が開始されました。
いよいよ搭乗!
初上陸のフィリピンで感じたこと、学んだこと、、色んなことがあったけど、どれを取ってもこれまでになく刺激的だった。また来よう。そう決意してルソン島を離れる。
さよならフィリピン・・・!
飛行機はルソン島を北上。台湾自体はすぐそこだけど、台北は台湾の北部に位置するため意外に時間が掛かったりする。さすがに疲れてたのか、ルソン島を抜けたあたりから爆睡。。。
午後8時前、台北桃園空港に到着。今日はここでタミ寝(ターミナルビルで寝ること)。
ひとまずフードコートで腹ごしらえ!シーフードラクサヌードルを注文。180NTD。
これがまた美味しいこと!!やっぱり東南アジアのスープは美味しい!
そしてそのあとはターミナル内のベンチで寝ました。休めたのか疲れたのかもはや分からない・・・。
午前3時30分、チェックイン開始。寝起きの重い目をこすってチェックインカウンターに並ぶ。
こちらも初利用のタイガーエア台湾で、福岡行きのチェックインを済ませる。
早朝5時なのにこんなに人が。さすが台北桃園、24時間空港なだけある。
僕の便は6:30発なので、6時にはゲートに着いておく必要があります。
搭乗開始。やっと日本に帰れる!!
タイガーエア台湾 IT240便で一路、日本・福岡へ!
さすがにこの時はもう疲労困憊。離陸して間もなく熟睡してしまった。
午前9時40分、福岡空港到着。
欠航が決まった時点で咄嗟の判断で航空券を手配できたため、予定より12時間の遅れで帰国することに成功。よくやった・・・。
欠航時の対策と迅速な判断が肝
このハプニングも、手元に十分なお金がなかったため親に前借りして何とか対処できた。この先どこへ行くにしても、欠航となったときの対策は十分に練る必要があると痛感。特にこの先さらに遠方へ行くなら尚更。LCCの弱点を身をもって実感した旅でした。
最後に —フィリピンは怖いけど楽しい
総括として、少し感想を。
初めてのフィリピンということでかなり不安が大きかったが、やはり行ってみるとその場のノリで何とかなってしまうもの。治安面と衛生面でやや不安は残るが、相応の対策をしていけば、一般的な観光をする分に問題はないかなと感じた。
もちろんマニラやダバオなどは別。色んなブログや旅行記を見ていても、実際に被害に遭われた方の話はかなり悲惨なものです。決して油断してはいけない国。
それでも現地の人は気さくで明るい人も多く、フィリピンらしい陽気な雰囲気が漂っているのもまた魅力の一つ。またの機会に、フィリピンをじっくり観光したい・・・そう思えた素敵な旅でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回の記事もぜひご覧ください!(^o^)
波乱に満ちたバギオ旅行 その7
前回の記事(↓)の続きです。
バギオで約1日半過ごし、いよいよ旅も後半戦。アンヘレスへ戻り、翌日クラーク空港を発つ!という日程です。
いよいよバギオに別れを告げる
3日目の朝、宿泊したゲストハウス「TALA」をチェックアウトする。
TALAは日本のNPO法人が運営する、いわゆる日本人宿。ドミトリーで1泊700ペソ(安い!)。
ここはザ・マンションやライトパークの近くにあるので、少し歩いて大きな通りに出ればジプニーやタクシーは簡単につかまる。
というわけで、タクシーをつかまえてバスターミナルまで。バギオのタクシーはメーターをしっかり使ってくれるので、ボられることもなく安心。たしか77ペソ。
バギオのビクトリーライナーバスターミナルからは10~30分おきにバスが発着する。行き先はパサイ、クバオ、カロカン、オロンガポ、サンパロックで、そのうちの数本がダウを経由する。
到着してすぐチケット売り場に行くと10:00のサンパロック行きがあると言われたが、少しSMモールへ行きたかったため11:30のカロカン行きを予約。往路同様306ペソ。
バスターミナルからSMまでは歩ける距離なので、歩いてSMへ。
10時の開店と同時に入店。昨日見た伝統工芸品を買おうかと思ったけど、スーツケースもないのに持って帰れるか・・・?と不安になり辞退。
結局すぐバスターミナルに戻り、1時間ほど待ちぼうけ。暇だった・・・。
動画を見ながら待ってるとバスが到着。しっかり赤字でDAUって書かれてる~安心。
検札係にチケットを見せて、バスに乗り込みます。
隣はパサイ行きのデラックスバスでした。3列シート羨ましい・・・。デラックスバスはパサイまでノンストップだから、5時間で着くらしい。このバスがダウに着くのと変わらんやん!と思いながらバスはほぼ定時で出発。さよならバギオ・・・!
往路と同様、サービスエリアっぽいところに寄って・・・
道路が冠水するようなスコールもお構いなしに進み・・・
5時間でダウに着きました。
往路よりスムーズに進んでくれたし、前の画面では映画流してくれてたから意外と退屈ではなかった!あの映画が未だに気になります。なんて名前やったんやろ・・・。
さぁ、またあの混沌としたアンヘレス市内を、今度は徒歩で移動します。
ダウの正面玄関を出るとこんな感じ。車は車線ガン無視、バイクとトライシクルは縦横無尽・・・まさにカオスの極み!おまけに外人は全く見かけないし、もう、ただただ怖かった!生まれてこの方10回以上海外に行ったけど、歩いてて怖いと思ったのはこの時が初めて。
とりあえず反対車線にジョリビーを見つけたので、とりあえずジョリビーに行こう!ということでこのやりたい放題の道を渡りました。これは楽しかった(笑)
さぁやってきました、フィリピン人御用達、フィリピンのソウルフード・ジョリビー!イメージキャラクターのbeeが出迎えてくれます。にしてもドキンちゃんに似すぎじゃないか??
まぁそれは置いといて、ジョリビーは日本でいうマクドやロッテリアみたいな感じのファストフード店。「美味しくないよ!」という声を無視して、フィリピン来たんだから、という理由でいざ入店!
僕が注文したのはスパイシーチキンとポテトのセット。136ペソだったかな?果たしてあの酷評通りの味なのか・・・いざ食らいつく!!
・・・・
美味しい!!!あの酷評は何だったのか!?チキンもほどよく食べやすい辛さで、ポテトはマクドと変わらず、何よりパイナップルジュースが美味しいこと!!食事の手が止まることはありませんでした。
(フィリピンのお米はどこもパサパサでソボソボした感じ。すなわちあんまり美味しくない。けど、食べれないほどの味ではないので普通にいただきました。)
ジョリビーで腹ごしらえした後はSMクラークでお買い物。SIMカードのプリペイドを買ったり、お土産用にインスタント麺を買ったり。そろそろ資金が底を突きそうだったのでそんなにショッピングはしてません。ちな、SMクラーククッソ広いです!
その後はジプニーでホテルへ。15ペソ。
さすが、3000ペソ払っただけある!立派なホテルでした!部屋に着くや否や、ベッドでゴロゴロして翌日のフライトを確認。
そう、このとき日本に台風が接近していたのです。心配しつつジェットスターのホームページを開くと・・・
欠航
うそでしょ!?え?週3便なのに、まさかの欠航!?
どうしよう・・・・
というわけで、次回は帰国編です!!次くらいで終わるかな・・・?
~その8へ続く~
波乱に満ちたバギオ旅行 その6
前回の記事(↓)の続きです。
今回はバギオで実際に行った観光地を紹介しようと思います!
バギオは山の上の避暑地
多くの人はバギオってどこやねん、と思うはず。実際僕も知らなかったし。
バギオはフィリピンでも数少ない避暑地として有名で、かつての大統領も夏場はバギオで過ごしたほど。夏の日中の気温も20度台が多く、最低気温は17度くらい。名古屋は先日40度を観測しましたが、バギオの人からすればあり得ない数字ですね。名古屋マジ暑い。
また、バギオは学術都市としても有名です。市内には大学が点在しており、語学留学先としても近年人気なんだとか。セブ島などと比べて誘惑が少ないので、生徒の向上心も高く、ハイレベルな授業が受けれる・・・らしいです。
観光地がないわけではない
バギオ?海もないのに何しに行くの!と言われることもあるかもしれません。
そんな時は「まって、それなりにはあるから」と言ってやってください。
とはいえここでは僕の行ったとこしか紹介できませんし、他にも行けなかった見どころはたくさんあるのでぜひググってください。
1、バギオナイトマーケット
僕が着いたのは夜だったので、ナイトマーケットに行ってみました。売ってるものは古着や靴、スマホや時計など。屋台で食べ物を買うことも可能。かの有名なバロットも売られてるようなので、勇気のある方はぜひ一度ご賞味あれ・・・。
2、SM City バギオ
フィリピンのいたるところにあるSMモールはバギオにもあります。入り口では手荷物チェックされたり警備員が巡視してたりと、セキュリティはしっかりしてます。
モール内にはいろいろな店が軒を連ね、週末は特に活気に満ち溢れています。中には伝統工芸の店なんかもあって、お土産にいいかも。買いたかったなぁ。バギオマグネットはこのお店で買いました(笑)バギオTシャツは奥のお店で購入。
SMモールは日本でいうイオンやららぽーとみたいな感覚でショッピングできるので、気軽でオススメ!フィリピンに行く機会があればぜひお立ち寄りください(笑)
3、Ili-Lihka Artists Village
増築を繰り返したログハウスに複数の飲食店が出店しているという、一風変わったカフェ。後で聞いた話によると、有名な映画監督が造ったのだとか。店内ではギターの演奏や映画観賞会などが行われ、雰囲気もかなり良い!ここではフィリピン料理が楽しめ、店員に聞けば料理の詳細を教えてくれます。
4、バギオパブリックマーケット
文字通りバギオ市民御用達の公共市場。フルーツ、野菜、肉、魚から調味料、生活雑貨まで、何でも揃う。SMなどより値段は安いが、衛生面から肉や魚の購入は避けたい。フィリピン人の生活を垣間見る良い機会かも!?かなり人が多いので、スリにご注意を!
5、ザ・マンション
冒頭でも触れた、かつて大統領が夏場に過ごした場所。今は観光地となっています。
大きな門とホワイトハウスか?と思わせる大きな別荘は、さすが大統領・・・という感じ。ただ1つ言えるのは、そんなに期待して行かないでってこと。だって門と建物だよ・・・とはいえせっかくバギオに来たならぜひ行くべき場所です!行ってください!(笑)
6、マインズビュー
僕がバギオで一番行きたかった場所、それがマインズビューです。
ここに来ると本当に山の上にいるんだって実感。なんたってバギオの標高は1,500m。来たからには下界を望みたくなるやん?雨期だったから雨を心配したけど、奇跡的に晴れて、雲は多いけど夕焼けも見れた。行ってよかったー!
以上、僕が実際に足を運んだバギオの観光スポットです!
他にも、博物館や美術館、バギオ大聖堂、バーナム公園、キャンプ・ジョン・ヘイなどたくさんの見どころがあるので、もしバギオに行くならこちらも欠かさずチェックして下さいね!それでは、次回は帰国編①ということで、アンヘレスへの道中をお届けします~^^
~その7へ続く~
波乱に満ちたバギオ旅行 その5
前回の記事(↓)の続きです。
空港からの移動が意外と高難易度
さて、無事にクラーク空港に着きました。
バギオまでの移動は、クラーク空港→ダウバスターミナル→バギオ
空港までバスターミナルまでどうやって移動しようか・・・。
調べてみたところ、タクシー、空港ジプニー、ジプニーの3択のようだ。料金はそれぞれ500ペソ、100ペソ、20ペソ。
急いでるのならタクシーだけど、やはり500ペソも掛かるとなると少し考える。
・・・というわけで今回は空港ジプニーに乗ることに。
到着ロビーに出るとタクシーの運ちゃんに「Taxi?」と聞かれたので、「No, jeepny.」と言うと正面奥のジプニー乗り場に向かって「Jeepny!!!」と叫ばれた(笑)
すると空港ジプニーのスタッフが近づいてくるので、念のため「Going to Dau?」と聞くと、「Yes」と言うのでそのままジプニー車内へ。
ジプニーの助手席後ろより。
車内は薄暗く、スリなども発生しやすいので注意が必要。客が10人ほど集まったら出発。100ペソ。
ダウバスターミナルはジプニーの終点で、運転手さんも教えてくれるので安心。
ちなみにSMクラーク近くの“メインゲート”までは50ペソ。
ダウに到着。ここはアンヘレス最大のバスターミナルで、南北様々な都市へ大量の長距離バスが発着します。僕はここからビクトリーライナーが運行するバギオ行きのバスに乗ります。
待つこと数分、すぐバギオ行きのバスが到着。到着するや否や大勢の人がバスに並ぶので、みなさんに合わせて僕も並ぶことに。
乗車したらとりあえずテキトーに空いてる席に座ります。精算は発車後。
腹減ったなぁ・・・と思っていると売り子が車内に乗り込んできた!
お菓子や水など色々勧められたけど、僕はこのソーセージを購入。40ペソ。
味は・・・甘い(笑)砂糖でも付いとったんかな?
ダウに20分ほど停車した後、17:40頃に出発。
運賃は発車後、車内で車掌に払う。自分の近くに来た時に目的地を伝えると、写真のようなチケットが渡される。ダウからバギオまで306ペソ。
9月は雨期真っただ中なので、スコールは毎日のこと。ものすごい雨の中バスはルソン島をひたすらに北上します。しかし・・・
まさかの雨漏り
めちゃくちゃやめてほしい(笑)しかもフィリピンのバスはアホか!ってくらいエアコンが効いてるので、ダブルパンチで凍えました(笑)後ろの席が空いたのを見計らって即座に席移動。これが東南アジアか・・・。
バスは途中サービスエリアみたいな休憩所に寄ります。トイレは有料(とはいえ5ペソくらい)なので注意!
今更ながら自分の乗ってるバスを撮影(笑)
冷房(極端すぎる)、リクライニングシート、フリーWiFi完備という、かなりハイクオリティな韓国製のバス!!酔い止めさえ飲んでおけば、わりと快適に過ごせます。
ごく普通の一般道を80km/hくらいでぶっ飛ばします。
制限速度というものはないんでしょうか。おまけに前の車が少しでも遅ければ坂道だろうと容赦なく追い抜きます。事故った時が怖い。。
そうこうしてるうちにバギオらしき街並みが見えてきました!!山の稜線に沿って広がる景色はまるでラピュタのよう・・・最高に感動しました!
もう少しで着く!という期待に胸を高まらせながら40分・・・
ダウを出発して5時間半、ようやくバギオ到着!!
長かった・・・関空を出発して実に10時間半の長旅でした(笑)これから先、クラーク空港からバギオへ向かう方はぜひ参考にして下さいね!
次回はバギオ滞在編です!
~その6へつづく~
波乱に満ちたバギオ旅行 その4
前回の記事(↓)の続きです。
初のフィリピンへ、初のキャリアで
1日目、関空の38番ゲート前から再開です。
ゲートの準備も整い、いよいよ搭乗開始。ジェットスターアジアを利用するのは初めてです!
ジェットスターでは全機材・全席で革張りのシートを採用。まぁ汚れてもサッと拭けるし、メンテナンスしやすいんでしょうね。
自席の間隔は他のジェットスター機材と同等の、握りこぶし1~2つ分。前の座席下に荷物を入れたため、足は延ばせません。
搭乗が終了するもコクピットに整備士が出入りし、何やら慌ただしそう。ドアクローズする気配もなし。やはり遅延か・・・と妙な諦めの心が。するとそこへ「機材整備のため出発に時間を要しています」とのアナウンスが。
結局40分遅れてドアクローズ、出発です。
14時ごろにエアボーン。この日のフライトは3時間20分を予定しているとのことです。
まぁ遅れたし、ほぼ定時に着くのだろうと予想してフライトを楽しみます。
シートポケットには機内誌、安全のしおり、機内販売のメニューが入ってました。
南西諸島上空を南下し、一路ルソン島へ!
機内エンターテインメント設備はないので、巡行中は事前に保存した動画をスマホで見たり読書をするくらいしかすることがありません。
しかし、僕がトイレへ行ったことがきっかけで隣の席のオジサンとの会話がスタート!会社のみなさんでゴルフをしにクラークへ行くらしく、たくさんの話をすることができました。こうやって初対面の人との会話を楽しむのも旅の醍醐味。
そうこうしているとルソン島に差し掛かってきました!ただ、あいにくにもルソン島付近は厚い雲に覆われていたので、一瞬見えた後はすぐまた雲の中へ。雨期だから仕方ない。
そしてその厚い雲を抜けると眼下にはルソン島が!!
初めて見る景色とこれからの旅路を想像するとワクワクが止まらない!!
どんどん降下し、マバラカット郊外の街並みを見渡しながらクラーク空港へ最終アプローチ。奥に見えるのはアラヤット山です。標高1026m、登山する人もいるんだとか。
16時16分、3K778便はほぼ定刻でクラーク国際空港に到着!
到着する寸前にスコールが降ったらしく、ランプ上は濡れていました。
バスでイミグレーションへ向かい、いよいよバギオへ向けて足を進めます!!
~その5へ続く~
波乱に満ちたバギオ旅行 その3
前回の記事(↓)の続きです。
雷雨の音で目覚めた2日目
2日目の朝、関西空港は雷雨でした。雷の音とともにベンチで目覚める・・・。
この日は大阪が全体的に荒れていたようです。
見るからに怪しい雲。地面のタイルに打ち付ける雨の様子で、どれほどの大雨だったか予想できると思います。
初めての関空発国際線
さて、この日はいよいよ出国の日!フィリピンに上陸する日です。
「フィリピンってどんなところだろう?」と期待に胸を弾ませながら、まずはチェックインカウンターのある第1ターミナルへ。
この中からジェットスター(正確にはジェットスターアジア・3K)を探します。
これによると、ジェットスターは南ウイングを利用だそう。
案内所のお姉さんに「チェックインは何時から始まりますか?」と聞くと、「10:25からE11~14で行います」とのこと。
なるほど、2時間半前から開始されるんですねー。
かなり時間があったので、2階にある「KIXエアポートラウンジ」でシャワーを借りることに。510円。
ぼちぼちテキトーに時間を潰していると、気付いたらもう10時。チェックインカウンターに並ぶことにします。が・・・
カウンターの列が「台北行き」と「マニラ行き」しかありませんでした。
でも確かにお姉さんE11~14って言ってたよな・・・と思い、奥のマニラ行きの列に並ぶことに。あたりの様子を伺うこと15分。
突如としてクラーク行きカウンター登場
しかもカウンターはE4~6でした。お姉さんに騙された!
10:25、チェックイン開始。
列を振り返ると、日本人ばっかでびっくり。みんなクラークで降りて、その後何しにどこへ行くんだ。
そんなことを考えながら、僕もチェックイン。
今回は受託手荷物ゼロなので、持ち物は2点、合計7kgまでと制限。これを超えると受託手荷物扱いとなり5,000円ほど取られるので、空港内の量りなどを使って確認し、オーバーするようなら処分したりポケットに隠すなどして乗り切りましょう!僕は今回6.1kgでした。セーフ。
そして渡された搭乗券はこちら。ゲートは38番、搭乗案内開始は12:15だそうです。10分早く出発かな?
まぁ、保安検査場を抜けてゲートへ向かいましょう。
保安検査場と出国審査を抜けるとこんな感じの空間が広がってます。どうやらここが本館なんだそうです。
関空から38番ゲートへは無料のシャトル列車で移動します。てっきり本館から歩いてでも行けると思ってたけど、行けんのやね。知らんかった。
38番ゲートに着くと、エールフランス航空がちょうど出発していました。
関空は最近また活気づいてきて、各航空会社も最新鋭機を投入するようになりました。この「ボーイング787-9」も、エールフランスの最新鋭機です。
まったり過ごしていると、搭乗機が到着しました!まさかの20分遅れ。勘弁してよー。
さぁ、いよいよ機内へ乗り込みましょう!!
~その4へ続く~
波乱に満ちたバギオ旅行 その2
前回の記事(↓)の続きです。
人生2回目の関空利用。福岡から関空へ飛ぶ。
8月31日、ついに山口を去る時が来ました。
この日の移動は山口~福岡~関西空港。福岡までのルートも、福岡空港の利用も慣れたもんです。
まずは高速バスで福岡・天神へ。週末でもわずか2000円で行けるのは非常にありがたい。
関門海峡を越えれば、そこは九州。福岡まで残り1時間半ほど。
天神に到着した後、地下鉄で福岡空港へ。かれこれ何回利用したことやら。
福岡空港に着いたら、すぐチェックインします。このときすでに出発の45分前。
LCCはチェックインを逃すと振替どころか返金さえしてもらえないので、注意が必要です。
実際僕の前の人もチェックイン遅れで搭乗できないと言われていました。ゆとりを持つって大切だなと実感・・・。
さて、保安検査場を抜けました。福岡空港は現在ターミナル改修工事中なので、天井部がむき出しです。
僕の今回のゲートは1番ということなので、一番端っこですね。遠い・・・。
到着したころには、出発時刻の30分前でした。ギリギリセーフ。
ゲートではPeachのグランドスタッフが搭乗準備中。
そうこうしていると、搭乗機(奥)が少し遅れて到着。このため僕の便も30分ほど遅れて出発するとのアナウンスが入りました。
出発時刻に搭乗開始。
今回は非常口席に案内されたため、足元にかなりの余裕があります。ただし、荷物は座席下に収納できないため注意。
そして、定刻より35分遅れて福岡空港を離陸しました。
巡行中は大きな揺れもなく、比較的安定して一路関西空港へ。
香川県上空付近で降下を開始し、淡路島をかすめながら関空へ最終アプローチ。
定刻より20分遅れで、関空に到着しました。よく晴れてて気持ちいい。
関空には第1ターミナルと第2ターミナルがありますが、Peachは第2ターミナルを使用。LCC向けに作られた簡素な作りが特徴です。
搭乗機・JA813Pに別れを告げ、第2ターミナルから第1ターミナルへ移動します。
第1ターミナルのマクドでお昼ご飯。マックフルーリーの白いブラックサンダーが美味しかった。
しかし関空に着いたものの、肝心のクラーク便は翌日12:55発。
というわけで、ツイッターを見たり本を読んだりして、なんとか夜まで時間を潰しました。
夜になりました。この日の宿は、第1ターミナルに直結している“エアロプラザ”という施設の・・・
ベンチです。
まぁ格安ケチケチ旅なので仕方ないですね。
それでは、おやすみなさい。
~その3へ続く~