日本航空(JAL)A350復路初便レビュー!!居住性・静寂性ともに過去最高!!
こんにちは!
今回は、本邦初となった日本航空のエアバスA350型機のレビューをお届けします。
他のどの飛行機よりも快適なこの機体、きっとあなたも乗りたくなること間違いなし!?
エアバスA350型機とは?
去る2019年9月1日、日本の空に革新的な機体がデビューしました。
本邦初導入となる、
JALは永らく主にアメリカのボーイング社から機体を購入しており、エアバス社に発注したことは一度もありませんでした。グループ会社を含んでもエアバス機とは無縁です。
唯一、2005年に吸収・統合した日本エアシステム(JAS)がエアバスA300型機を保有しており、統合後も2011年までJAL機材として運用されていたので、今回のA350型機導入にあたっても「A300をJAL機材にカウントするか」で熱烈な議論が交わされていたりもします。
しかし、何はともあれJALが直接エアバスに発注・導入するのは今回が初めてであることに変わりはありませんので、私は今回「日本航空が初めて自社発注したエアバス機材」というスタンスのうえ、その感慨深さを感じた次第です。
さてこのA350型機、2015年に初納入されて以降、受注数を伸ばして今ではベストロングセラー機・A320型機と並ぶ、エアバス社の顔となっています。
それもそのはず。A350型機は15,000kmという航続性能を持ちながら、低燃費・低騒音・高居住性という3つのウリがあります。これは、ライバル機であるボーイング777型機と比べても、目を見張るものがあります。
ボーイング787型機と比べると、甲乙つけがたいところですが、胴体の太さはA350型機の方が上なので、両機に座席を3-3-3の横9列に配置すると、ボーイング787型機の方が座席の幅が狭くなります。
(ボーイング787型機においては各社のエコノミー席が横9列配置であるのに対し、日本航空は世界で唯一2-4-2の横8列とし、世界最高水準のエコノミー席としている)
そんなワイドボディ機の最高峰ともいえるようなエアバスA350型機が、
日本で、
それも国内線で
就航させるとなれば、乗らない手はありません。
今回の初便の航空券は、5か月前の4月4日に販売が開始され、販売開始と同時に私もホームページへ。
何のステータスもないJMBヒラ会員である私ですが、復路初便である福岡→羽田のJL318便を、奇跡的に先得運賃で、しかも窓側席を確保することができました。お値段コミコミ19,890円なり。
奇跡すぎる。
搭乗日が近づくにつれて興奮に湧くなか、いよいよ9月1日がやってきたのでした。
就航日9月1日。一見普段の福岡空港に見えるが・・・
さて、決戦の日。福岡空港にやってきました
出発3時間前だからか、まだ初便特有の賑わいは見受けられません。
とりあえず荷物を預けます。
ほらね?特別変わった雰囲気はないでしょう?
特に並ぶこともなく、保安検査場もスイスイで抜けれました。このとき出発の1時間半前。
出発ゲートとなる7番ゲート付近も、特別普段と変わらない様子。このとき出発1時間半前です。
というのも写真を撮ってから分かりましたが、写真に写ってるお客さんは先発のANA便のお客さんだったみたいです。
なるほど、どおりで普段通りの雰囲気なわけだ。
ですが、ANA便が出発するとJALの職員さんでしょうか、何やら準備を始めました。
きっとセレモニーをするんだなとここで確信した私は、ここで待ってセレモニーの最前列を抑えることも考えましたが、往路初便となっているJL317便の着陸・タキシングを撮影することに。
そして14時ごろ・・・・
ついに姿を現しました!!!
思わず「おおぉっ!」と声が出てしまいます。
これを撮って大急ぎで7番ゲートへ戻ります。先ほどのセレモニーがもうじき始まるからです!
するとなんということでしょう、最前列を確保できたではありませんか。
モニターには『JAL318 東京』の文字が。気持ちが高まります!
さぁ、いよいよセレモニーが始まりました!!
羽田空港の就航初便セレモニーでは植木社長がいらっしゃったようですが、福岡ではこちらの三名の方々から挨拶をいただきました。
スピーチはお二人から。
「JALの新たな顔になる」
「静寂性や居住性など、メディアでは伝わらない部分を体感していただきたい」
といった内容の発言が印象でしたね。
やはり社運を賭けて導入したA350型機なので、JALとしてはぜひ乗って良さを感じてほしい、乗客としても大きな期待を込めて歓迎する。お互いにwin-winな期待値をもって初日を迎えた印象です。
セレモニーは大勢の乗客・報道陣による拍手で締めくくられました。
いよいよ搭乗開始。乗客は上級会員だらけだった!
セレモニーが終わり、機内での作業に時間を要したため、定刻より30分ほど遅れて搭乗が開始。
まず最初はお子様連れなどでお手伝いが必要な方、その次が各種ステータスを持った上級会員、最後に我々平会員を含む一般客という順番で案内されます。
その優先搭乗、通常は少々の列を作って5分程度で終わることが多いのですが・・・
これ、ほぼ全員が上級会員です(笑)
普通のフライトじゃ信じられない人数ですよね。優先搭乗が、誰のための優先搭乗なのかもはや分からなくなっています。
さて、長い優先搭乗の時間が終わるとようやく我々平会員も搭乗できます。
飛行機までの通路には、たくさんの係員の方が横断幕を掲げ、その先では記念品を配っていました。
本来であれば普通席の乗客はL2ドアから搭乗するのですが、今回は搭乗橋の混雑緩和のためにL1ドアから搭乗できました。
ファーストクラスとクラスJを羨みながら、自席へ向かいます。
座席に到着。同機最大の売りである背面モニターが大きく目を引きます。
今回の座席は47Aですが、このモニターには座席番号が書かれているので、座席が違ってもすぐ気付けるはずです。
モニター下にはUSBポート、イヤホンジャックのほか、全世界対応のACコンセントも用意されています。国内線にも関わらずフライト中に充電できるのは、大きなアドバンテージですね。
今回写真に収めることができなかったのが残念ですが、頭上の荷物棚はかなり大きく、下ろした時の底面がほぼ水平であることから、従来と比べて収納のしやすさが格段に向上しているように思えます。
新しい座席、新しいプロダクト・・・
これが、新しい機材に乗る最大の楽しみといえるでしょう。
この座席モニターですが、機外カメラを搭載しているので、残念ながら窓側席が取れなくても外の景色を楽しむことができます。
このアングルのほか、胴体の下に設置されたカメラもあります。巡行中は晴れていれば、そっちの方が眼下の景色が見えて良いかもしれません。
JAL318便は、約40分遅れてプッシュバック。
エンジンスタートの時の音が気にならなかったことに本当に驚きました。
JAL318便は福岡空港を離陸。
やはり、エンジン音が従来の機体と比べて気になりません。
ボーイング777-300ER型機などはエンジン出力が大きすぎて、窓がバリバリっと響くほどですが。
ベルト着用サインが消灯しました。
今まではシートベルトの形をしたランプが点灯していましたが、A350では液晶に。見た感じ、有機ELかな?発色がきれいです。
それでは、備品の確認からいきましょう。
シートポケット内には、
- 安全のしおり
- エチケット袋
- 機内エンターテインメント(座席モニター)の案内
- 機内販売冊子
の4点が備わっていました。
「あれ?機内誌はないの?」
いつもあるのに、今回はありませんでした。
後でCAさんに尋ねると、座席モニターで電子書籍として見れるため、A350型機では置いていない、とのこと。
なるほど、モニターの影響はこんなところに波及するんですね。
なお、CAさんに申し出れば予備として積んでいる機内誌を頂いて、持ち帰ることもできるようです。
さて、背面テーブルの大きさですが、
安全のしおり(A4サイズ)が横にちょうど収まるほどの大きさでした。
一般的なモバイルPCであれば問題なく使用できそうです。
この背面テーブルは手前に引くこともできるので、使いやすい位置に調整して使用することが可能です。
また、真ん中で折り曲げれば半分の大きさになるので、飲み物だけに利用するのであればちょうど良いサイズと言えるでしょう。
A350の翼端はこれまでとは一線を画したフォルムのウイングレットが装備されています。この曲線美は、飛行機オタクでない方にも伝わるのではないでしょうか。
空の青が増すと、グラデーションの効いたウイングレットが余計美しく映えます。
この光景が見れただけでも、乗った価値があったなと感じました。
静岡県上空を飛行中、機窓からは富士山が見えました。
雲をかぶっていますが、ひとつだけそびえる山影が一目で富士山だと教えてくれます。
シートベルト着用サインが点灯し、シップは徐々に降下を始めます。
時刻は午後5時ごろ。傾いた西日がとても良い雰囲気です。
そして、ついに羽田空港へ・・・
着陸!!!
温かいサービス、快適な機内。
約2時間弱のフライトはあっという間に終わってしまいました。
降機時、手短に各座席の写真を撮らせていただきました。
こちらは今回私も利用した、普通席。
3-3-3の横9列配置で、全263席を設置。
こちらはクラスJ。2-4-2の横8列で、全94席を配置しています。
外観は国際線のプレミアムエコノミー席に近い座席仕様ですね。
最後にファーストクラス。こちらは2-2-2の横6列で、わずか12席の特別な空間。
従来までの白基調のシートから、黒基調のシートになりました。
短距離の国際線であれば十分ビジネスクラスとして通用するような、極めて高いレベルのシートだと思います。
機会があれば、ぜひ乗ってみたいですね。
降機して振り返ると、A350が。このサングラスのようなブラックフェイスも、同機の特徴です。
快適なフライトを提供してくれた同機に感謝しながら、預入荷物を受け取りに行きました。
A350は間違いなく国内線の革命児になる
今回、栄えあるデビュー初日に、復路初便であるJAL318便に乗れたことを本当に誇りに思います。
こうして日本の空を飛び始めたA350型機ですが、率直な感想として
今まで体験したことのないほど快適でした。
静寂性、気密性はさることながら、機内エンターテインメントの充実さや座席の座り心地など、まさに搭乗前のセレモニーにあったとおり「メディアでは伝わらない良さ」が同機最大のウリだと思いました。
エンジンスタート時の音は、ほとんど気にならない大きさです。
離陸後、他の機体では耳ツンがどうしても起きてしまいますが、A350では起きません。
たとえ窓側席でなくても、モニターで外の景色が楽しめます。
フライト中、スマートフォンの充電が可能です。
フライト中、国内線にも関わらず映画が見れます。
どうですか?
僕自身、ここまでに充足感のあるフライトは初めてです。
もしJALで羽田=福岡間を移動するのであれば、A350型機で運航される便に乗ることを強くオススメします。
おわりに
この度デビューした日本航空(JAL)の最新鋭機・エアバスA350-900型機。
今後、今年10月より福岡線の約半分ほどが同型機で運航されるほか、羽田=那覇線、羽田=札幌(新千歳)線にも順次投入されるようです。
また、同じく今年10月からはボーイング787-8型機も羽田=大阪(伊丹)線と羽田=福岡線に投入されます。日本航空では787型機は国際線用機材として導入されていたので、同機種の国内線仕様は今回が初めてとなります。こちらも、近いうちに搭乗してレポートしようと思います。
そのほか、今回搭乗したエアバスA350-900型機のほか、胴体延長型であるエアバスA350-1000型機も日本航空は発注しています。
この機種は国際線に投入される見込みで、今回のようにキャビンの大幅なアップデートがなされるはずです。
最後に、今回のフライトの様子はYoutubeでも配信しています。
ぜひ、こちらもご覧ください!
【ダイジェスト版】日本航空 A350-900復路初便に搭乗!(BGM・解説なし)
それでは、今回も最後までご覧いただきありがとうございます!
じゃーなー!
【ANAカード】ソラチカカードを地方民が持った感想
こんにちは、タケシです!
夏も近づき、この夏はどこへ行こうと思考を巡らせているところです。
そんな僕ですが、先日"ANAカード"を発行しました。
"ソラチカカード"
基本的に遠出するときは飛行機を積極的に使う僕ですが、
「JALマイルを貯めたい!」という理由で
ジェットスター(※)
を優先的に選ぶ傾向がありました。
(※)ジェットスターはジェットスター・ジャパン運航便(GK便)のみ、運賃プラン「ちゃっかりプラス」「しっかりプラス」を選択するとJALマイルが貯まる。
でも、そうするとフライトの選択肢が狭くなってしまいます。
例えばですが名古屋=宮崎線や福岡=小松線などは
ANAしか飛ばしていないんですよね。
今回は、このソラチカカードのファーストインプレッションとともに、
主な機能や実際に持った感想などをお届けしようと思います!
ソラチカカードとは?
数あるANAカードの中で、マイルがよく貯まるとして所有する人が多いのが、今回ご紹介するソラチカカード(ANA ToMe CARD PASMO)。
年会費は税込2,160円で、カードブランドはJCBのみ。
ANAマイルのほか、
JCBカードの"OkiDokiポイント"
東京メトロの"メトロポイント"
という、ポイントの3重取りができます!
これらのポイントはそれぞれ互換性を持っており、
100メトロポイントで1マイル
1 OkiDokiポイントで3~10マイル(加入するコースによって変動)
などといった感じで、マイルに交換することができます。
また、ソラチカカードを含むANA JCBカード会員限定特典として、
という、翼の形をしたキーホルダー型電子マネーがゲットできます。
これは、
このように、このソラチカカード、陸マイラーにとってはウハウハの内容ですよね。
しかし、ここで二つほど疑問が。
東京メトロの"メトロポイント"は、東京メトロに乗ると貯まるもの。
オートチャージ機能も関東圏だけなのでは・・・。
・・・・あれ?
地方民には関係なくないか??
首都圏在住民しか得しない?
前述のとおり、ソラチカカードで貯まるポイントは、
- ANAマイル
- Oki Doki ポイント
- メトロポイント
の3種類です。
さてこれから、首都圏以外(なんなら山口県という、いわゆる地方)に在住しているユーザーの目線から、これらのポイントについて考えていこうと思います。
まず上2つに関してですが、こちらはソラチカカードで決済すれば貯まります。
特にセブンイレブンで先ほどの「ANA QUICPay+nanaco」で決済すれば、
ポイントの3重取りができる、という点も大変魅力的です。
しかし、ネックとなるのはメトロポイント。
こればっかりは東京メトロに乗らないと貯まりません。
学生がJALマイルとのダブルマイラーは難しいかも
僕は現在、ANAカードとは別にJALカードも所有しています。
JALカードには追加プランとして、お得にマイルが貯まるプログラム(ショッピングマイルプレミアム、ツアープレミアム)も設定されていますので、
正直「JALはマイルが貯めやすいなぁ」というのが、僕の感想です。
対する、今回のソラチカカードですが、
東急や東京メトロなどを頻繁に利用する人はいいのですが、
地方在住民からすればカードの能力を十分に生かしきれないな
と、率直に思いました。
そして、僕はまだ学生ですので、基本的に使うカードは1枚に絞っています。
メインカードを選ぶとなったとき、
私はJALカードにおいて、ショッピングマイルプレミアムとツアープレミアムに加入していることもあり、
この2つのオプションのおかげでもあるのですが、
還元率のよいJALカードを選んでしまいました。
ソラチカカードの本領発揮はポイントサイト
ここまでは、あくまでクレジットカードで決済すると・・・という話を進めてきました。
決済金額に応じて貯まるマイルは、JALカードのほうが貯めやすいです。
しかし、ソラチカカードが本領を発揮するのはそこではありません。
ポイントサイトからの還元率です。
通常であれば50%の還元率ですが、
ソラチカルートであればなんと81%!
詳しい交換ルートはすでに数多くの他ブログさんが紹介しているので割愛しますが、
ポイントサイトでポイントを貯める→ANAマイルへ還元
というのが鉄板ルートとなっています。
これが、ソラチカカードが陸マイラーに選ばれる所以なのですねー。
まとめ:ソラチカカード+ポイントサイトでガンガン貯める
というわけで、今回はソラチカカードの率直な感想をお届けしました。
地方民の視点からなので、少しネガティブな部分となってしまいましたが、
QUICPayの機能やセブンイレブンでポイントの3重取りができる点など、
地方在住民としては、メトロポイントやPASMOのオートチャージ機能なんかは縁のないモノですので、クレジット決済という面に関して言うと、「ANA一般カードでもよかったのではないかな。」と思います。
しかし、ポイントサイトを駆使するとソラチカカードは化けます。
特典航空券への交換に必要なマイル数もANAのほうが少ないこと、
路線がANAのほうが充実していること(稚内、能登、鳥取、成都、プノンペン、ヤンゴンなど)から、
「ANAをよく使う!」
「ANAのほうが自分には合っている!」
「ポイントサイトを駆使できる!」
という方には特におすすめできる1枚ではないでしょうか。
私もせっかく手に入れたので、
サブカードとなってはしまいますが、使っていこうと思います。
特にセブンイレブンでは積極的にQUICPayで払っていきたいなと思いますね。
(使わないと年会費のムダですし(笑))
ポイントサイトは・・・・使いこなせるかわかりません(笑)
それでは、今回はここまでとさせていただきます!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
じゃーなー!
エアアジアジャパン 名古屋=仙台線を8月8日に開設!!
8月8日、
エアアジアジャパンが
名古屋(中部)=仙台線を開設します!!
【7月9日 おことわり】
当初の報道では8月5日就航とのことでしたので、8月5日就航と記載していましたが、
本日の公式発表にて8月8日の就航が決定したので、訂正しております。
また、スケジュールも多少変更しております。
不正確な点がありましたことを、お詫びいたします。
▼今回の記事の内容▼
セントレアユーザー歓喜の新路線。運賃やダイヤは?
こんにちは、タケシです!
本日7月7日、トラベルメディア「トライシー」さんより、このような情報が発信されました。
エアアジア・ジャパン、名古屋/中部〜仙台線を8月5日開設へ 1日2往復 https://t.co/0V0sCAj0ir pic.twitter.com/iDfvk680al
— TRAICY(トライシー) (@traicycom) 2019年7月7日
【0709 追記】
本日7月9日、エアアジアより公式発表がありました!
8月8日より、1日2往復での運航となります。
就航記念運賃は1,620円~、7月9日16時から15日までの期間限定・座席数限定での発売です!!
▼公式ツイート▼
8月就航予定の仙台✈名古屋線、片道1,620円~の販売開始記念価格をご用意❣️❣️この夏、エアアジアで名古屋へ!https://t.co/qz62VLPIoX
— AirAsia(公式) (@airasia_jpn) 2019年7月9日
・ご予約期間:今すぐ~2019年7月15日
※関係当局の認可を前提とします。※別途空港施設使用料等がかかります。※セール席数には限りがあります。 pic.twitter.com/xuUlX22rF9
▼トラベルメディア「トライシー」さんのツイート▼
エアアジア・ジャパン、名古屋/中部〜仙台線を8月8日開設 記念運賃は片道1,620円 https://t.co/fPVdJmDkxR pic.twitter.com/bdLNYYzaMH
— TRAICY(トライシー) (@traicycom) 2019年7月9日
これはセントレアユーザーにとって朗報ですよ!!
名古屋=仙台という路線はかつて日本航空も運航していましたが、2010年の経営破綻によって撤退。
したがって、名古屋と仙台を結ぶ航空会社は長い間ANA(IBEXも含む)のみとなっていました。
他に競合相手として高速バスもありますが、航空路線はANAの独占状態・・・
値段の高止まりはユーザーにとっても少々頭を悩ませるものです。
札幌線が4,000円台から、台北線が8,000円台からと、破格の安さが売りで、
仙台線は7,400円からと設定されています。
【追記・訂正】
エアアジアジャパンからの公式発表がありましたため、訂正しております。
5,000円以下の強気な価格設定になるのではと予想しておりましたが外れ、やや高い値段となりました。唯一のLCC便となることによるものと思われます。
さて、ユーザーとして運賃の次に気になるのは運航スケジュール。
すでに一時的に公式サイトに掲載されたようですが、先述のトライシーさんの記事より引用させていただきます。
【追記・訂正 0709】
エアアジアより公式発表がありましたので、訂正しております。
DJ23 名古屋中部(08:55)~仙台(10:10)
DJ25 名古屋中部(14:45)~仙台(16:00)
DJ24 仙台(10:55)~名古屋中部(12:05)
DJ26 仙台(16:40)~名古屋中部(17:50)
午前午後ともに1便ずつ、1日2往復体制での就航となるようです。
仙台空港での折り返し時間が40~45分、中部国際空港でもすぐの折り返しでない点などから、
前便の遅れの影響を最低限小さくするようなダイヤ設定だといえますね。
また、現在運航中の名古屋=札幌線、名古屋=台北(桃園)線の運航スケジュールから読み取れることとして、
この仙台線の運航スケジュールは既存の2路線とは独立した形となっています。
すなわち、仮に札幌線が大雪で遅延が発生しても、その遅れが仙台線に影響することはない、ということです。
安定した運航が期待できるほか、時間帯も利用しやすいですね!
徐々に路線拡大を図るエアアジアジャパン。今後の展望は?
現在、札幌線を1日3往復、台北(桃園)線を1日1往復運航しているエアアジアジャパン。
この夏は期間限定増便として、札幌線を1日4往復運航する日も設定されています。
また、現在は3機のA320型機で運航していますが、今年中には4機体制になる予定で、
2路線目の国際線としてソウル(仁川)にも就航する予定となっています。
その後の路線計画は明らかになっていませんが、西日本の都市への就航が予想されます。
ぜひ、福岡・那覇といったメジャー路線から、長崎・松山・石垣といった、他のLCCが名古屋発着便を運航していないような路線にも進出してほしいですね!
国際線も、ますますの路線拡大に期待したいと思います。
おわりに
今回、エアアジアジャパン3路線目となる名古屋=仙台線の就航が報道されたということで、ダイジェストにお伝えしました。
就航日は8月8日と、今年の夏休みにも利用できますので、いまよりグッと近くなる東北エリアへ、ぜひ旅行されてみてはいかがでしょうか?
僕自身も過去一度だけですが、エアアジアジャパンを利用しました。
エアアジア独特のフレンドリーさが心地よく、ストレスなくフライトを楽しむことができました。
この名古屋=仙台線も、仙台発の便を9月に利用しようと思っていますので、またその際にはレビューをしていきたいと思います!
今後も名古屋発着の新路線情報が入り次第お届けしていこうと思いますので、お楽しみに!
じゃーなー!
バンコク行くならここへ行け!オススメの場所5選
こんにちは、タケシです!
前回の記事からかなり間が空いてしまいましたが、
今回は、日本人に人気上昇中のデスティネーション
タイ・バンコク
について、実際の体験をもとに紹介したいと思います!
この先渡航を検討している方やすでに決まっている方も、
ぜひ参考にしていただけたらと思います(^^)
それではいってみよーう!
日本からの直行便急増中!バンコクへの行き方は?
日本からバンコクへの直行便が就航する空港は、
- 札幌(新千歳)
- 東京(成田/羽田)
- 名古屋(中部)
- 大阪(関西)
- 福岡
- 沖縄(那覇)
の6都市7空港となっています。
バンコクまでのフライト時間は約6時間ですが、それぞれの空港によって最大2時間程度は前後します!
各空港からバンコクへは、以下の航空会社が直行便を運航しています。
就航空港:札幌、成田、羽田、中部、関西、福岡
タイを代表するナショナル・フラッグキャリアであるタイ国際航空は、日タイ間において圧倒的な便数を誇る。羽田・中部からは深夜便の設定もあり、利便性にも富むほか、今夏からは福岡発夕方便も設定するなど、さらなる路線増強を図る。
就航空港:成田・羽田・中部・関西
言わずもがな日本を代表するエアライン・日本航空(JAL)。日系キャリアでは最大規模の日本3都市4空港からバンコクへの直行便を飛ばしており、世界一広いとも言われるエコノミー席『JAL SKY WIDER』が特徴。
就航空港:成田・羽田
今や日本航空と並んで日本2大フラッグキャリアとなった全日空(ANA)。
首都圏デュアルハブを展開しており、成田からは北米からの乗り継ぎ、羽田からは旺盛なビジネス需要に対応するかたちで、両空港合わせて1日5便という規模でバンコクへ乗り入れる。
- タイエアアジアX
就航空港:札幌・成田・中部・関西(・福岡)
アジアNo.1LCCであるエアアジアは、タイ資本のタイエアアジアで日本へ乗り入れる。
各主要空港に乗り入れる同社は、今年7月から福岡への就航を発表し、ますますのシェア拡大を目指す。
- スクート・ノックスクート
就航空港:札幌・成田・関西
シンガポール航空傘下であるLCC・スクートは、タイのLCCであるノックエアと合弁でノックスクートを設立。昨年2018年から定期便で成田・関西へ乗り入れているほか、スクートも成田・関西からバンコク経由でシンガポールまで就航している。
- タイライオンエア
就航空港:成田・中部・関西・福岡
アジアでエアアジアに続く規模のLCCであるライオングループのタイライオンエア。
昨年12月の成田線を皮切りに、福岡・中部・関西と日本線を開設。LCCの常識を覆す個人モニター、機内食、預け荷物無料などといった点が特徴で、他のLCCとは一線を画すサービスで差別化を図る。
- ピーチ
就航空港:沖縄(那覇)
日本初のLCCであるピーチは、第三拠点である沖縄(那覇)空港から日系LCC唯一のバンコク直行便を就航させる。セール時には片道1万円を切る破格の安さで発売され、乗り継いで利用するユーザーも少なくない。
それぞれのエアラインにそれぞれのメリットがありますので、運賃や時間帯などから判断して最適なフライトを選択してください!
バンコクには2つ空港がある
主にレガシーキャリアはスワンナプーム、LCCはドンムアンを使う傾向にあります。
バンコクの国際的玄関口であるスワンナプーム国際空港は、バンコク中心部から32km離れた場所にあります。
バンコク市内へは「エアポートレールリンク」という空港アクセス列車で30分と、世界の大都市空港のなかでもスムーズなアクセスがポイントです。
スワンナプーム国際空港は世界最大規模の空港なので、迷子にならないよう気を付けてくださいね(笑)
一方のドンムアン空港からバンコク中心部までの距離は24km。
空港のアクセスは主にタクシーまたはバスとなりますが、大きい荷物を持った場合や初めて降り立つ場合はタクシーが良いでしょう。
なお、悪質なタクシーもいたりするので、注意が必要です。配車アプリ「Grab」を使うと、ぼったくりの心配もなく事前に料金が分かるので、オススメですよ!
実体験をもとにしたオススメの場所5選
さて、去る2019年2月、初めてバンコクを訪れました。
長年行きたかった場所で、念願かなっての訪問となりましたが、とてもアクティブかつ過ごしやすい都市でした(^^)
寺院や水上マーケット、ナイトマーケットと、見どころ満載の街・バンコク。
実際に私が訪れて良かった!!と感じた観光地を5か所厳選しましたので、ぜひご参考にしてください!
チャイナタウン
チャイナタウンの中心であるヤオワラート通りは、道の両側に看板がせり出し、金行が軒を連ねる、とても賑わいのある地域。
タイにいるのに中国なのかと錯覚してしまうほど中華色が強く、歩いていて楽しい。
チャイナタウン内にも見どころは数多くある。
こちらはワット・トライミット。
ここに安置されている黄金の仏像は、工事中の事故で漆が割れたことで偶然黄金であることが発覚したという、面白い過去をもつ。
ここ、ワット・マンコン・カマラワートは、ヤオワラート通り沿いにあるバンコクで一番古く有名な中国系仏教寺院。
訪れる人は確かに中華系の人が多く、平日にも関わらず賑わっていました。
▼チャイナタウン内のこれらの場所はココ!▼
【ヤオワラート通り】
【ワットトライミット】
【ワット・マンコン・カマラワート】
タラートロットファイ・ラチャダー
バンコクで最も有名な夜市であるタラートロットファイ・ラチャダーは、2015年にチャトゥチャックから移転されたもの。
雑貨や衣類、日用品と様々なものが売られ、屋台やバーなどもあるので、練り歩くだけで楽しかったというのが一番の感想です!
最寄り駅であるタイカルチャーセンター駅から歩いてわずか1~2分と、利便性も高いので、バンコクに訪れる際はぜひお立ち寄りください!
▼タラートロットファイ・ラチャダーの場所はココ!▼
タイ三大寺院(ワット・プラケオ、ワット・アルン、ワット・ポー)
タイで一番格式の高い寺院であるワット・プラケオ、巨大な黄金涅槃像が鎮座するワット・ポー、75mにもなる強大な仏塔が特徴的なワット・アルン・・・
これらを合わせて"三大寺院"といい、パッケージツアーには必ずと言ってよいほど組み込まれるなど、多くの旅行者が訪れます。
これらの寺院は隣接しているため、一日で回ることも可能です!
なお、市内を走るメトロ(MTR)の駅から遠いという点で少し交通の便は悪いですが、チャオプラヤー川を走るチャオプラヤーエクスプレスを使えば、MTRとの接続が可能です!
▼これら三大寺院のそれぞれの場所はココ!▼
【ワット・プラケオ】
【ワット・ポー】
【ワット・アルン】
メークローン市場
”列車すれすれの市場”として数多くの番組にも取り上げられるなどして有名なメークローン市場は、バンコク中心部から約75km離れた郊外にあります。
列車は1日4往復のみですが、その光景を一目見ようと、ものすごい数の観光客が列車やバスで訪れます。
バンコク市街地からの行き方ですが、MTRウォンウィアンヤイ駅から約10分歩くとタイ国鉄のウォンウィアンヤイ駅があります。そこから列車と渡し舟を乗り継いで、約3時間半ほどでメークローン駅に到着します。運賃はなんと23バーツ(約85円)!
ボックスシートに座って、お菓子を食べながら窓から入る風と車窓を楽しむ・・・
こんなにも旅情をそそられた鉄道旅は初めてでした!
わずか100円足らずで満足のゆく旅ができ、本当に感無量です。また行きたいですね。
ただし、帰りの列車を逃すとバスでしか帰れませんので注意してください!!
バスで乗り換えなしで行くこともできますが、僕はメークローン市場へ行くなら、
鉄道で行くのを強くオススメします!
▼メークローン市場の場所はココ!▼
【メークローン駅・メークローン市場】
【タイ国鉄・ウォンウィアンヤイ駅】
アムパワー水上マーケット
「タイに来たなら水上マーケットに行きたい!!」(ダジャレじゃないですよ)
と思う方も多いのではないでしょうか?
有名な水上マーケットとして"タリンチャン水上マーケット"がありますが、
僕がオススメしたいのは"アムパワー水上マーケット"。先ほど紹介したメークローン市場の近くにあり、ソンテウという乗り合いバンに乗って行くことができます。
ソンテウは、水上マーケットの脇に停まってくれます。
観光客もそれほど多くなく、しかし決して小規模ではないここ、"アムパワー水上マーケット"。
水上マーケットをゆっくり楽しみたいという方には本当にオススメです!
ちなみにですが・・・
極めつけはこちらのトムヤムクン。船上で作られてすぐ提供されたのですが、これがまた絶品!!
ほどよい辛さにレモングラスの香り、コリコリ食感のマッシュルームとなによりプリップリの海老!!
今回のバンコク滞在で一番美味しかったと思います!!
バンコクからは少し遠いアムパワー水上マーケットですが、タリンチャン水上マーケットとはまた違った魅力が満載なので、時間に余裕がある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか!!
▼アムパワー水上マーケットの場所はココ!▼
バンコクはほんっとうに楽しいホットシティ
さて、今回は
"いま一番ホットな東南アジアの大都市・バンコク"
の紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?
バンコクは中心部のみならず、少し足を伸ばして郊外へ出ても、訪れる価値満載の観光スポットがたくさんあります!
仏教国であるタイですので、黄金色に輝く寺院や仏像なども見どころですよね。
日本にはない雰囲気の建物や風景を背後に、一枚パシャリ!インスタ映えも狙えるスポットばかりです!
LCCをはじめとした直行便も増え、日本からもグンと行きやすくなったバンコク。
この先の連休や長期休暇を利用して、訪れてみてはいかがでしょうか!
僕もなるべく早く再訪して、よりたくさんの魅力をお届けしたいと思います。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
じゃーなー!
フジドリームエアラインズ(FDA)紹介&搭乗レビュー!名古屋小牧空港ってどんな空港?
こんにちは、タケシです!
史上最長であった今年のGW、みなさんはどのように過ごしたでしょうか?
僕はというと、5月になった瞬間、地元名古屋へ帰っていました。
今回の移動手段はいつも通り、飛行機。
普段はジェットスターを利用していましたが、
今回は少し違うチョイスをしてみました。
同じ名古屋でも今回は“小牧空港”
名古屋の空港といえば、みなさんお馴染みの中部国際空港セントレア。
僕もよく利用しています。国際線もそれなりに就航してますし、国内線も北海道から九州・沖縄まで、LCCをはじめ多数の航空会社が路線展開しています。
したがって、基本的に名古屋へ行こう!とか、名古屋の人がどこかへ行こう!となると、必然的にセントレアを利用することになります。
しかし、名古屋にはもう一つ、
『県営名古屋(小牧)空港』があるのをご存知でしょうか?
そのほか春日井市、小牧市、豊山町と4つの市町村にまたがっています。
〈小牧空港の歴史を簡単に説明〉
小牧空港は2005年2月にセントレアが開業するまで、名古屋の空の玄関として機能してきました。
その後、セントレアが開業するとほぼ全ての便がセントレアへ移行。小牧空港にはジェイエア(JALグループのリージョナル会社)が一部便を残すのみとなり、かつての賑わいも薄れてゆきました。
2010年には日本航空が経営破綻、その煽りを受けジェイエアも小牧空港から撤退することが決定。いよいよ定期便消滅かと思われました。
そんな中、2009年の静岡空港開港と同時に設立されたフジドリームエアラインズがジェイエアの路線を引き継ぐ形で小牧空港に就航。福岡、熊本、花巻・・・と路線展開を進め、日本航空とのコードシェアも継続。
そして2019年夏ダイヤ現在、小牧空港発着路線は8路線48便にまで拡大!小牧空港は見事、起死回生したというわけです。
小牧空港とFDAはともに成長してきた、盟友ともいえるでしょう。
そんな小牧空港、実は名古屋都心部とのアクセスも良く、リムジンバスを利用すればわずか20分・600円で栄へ、30分・700円で名古屋駅に到着します!
その他、西春駅(名鉄犬山線)・勝川駅(JR中央本線)を結ぶ路線バスもあるため、豊田・多治見方面や犬山方面とのアクセスも意外と良いのも、あまり知られていない利点です。
※(参考)セントレア=名古屋駅は空港特急ミュースカイで最速28分1,270円。セントレア=栄は直行バスで約60分1,300円、ミュースカイと地下鉄で約40分1,370円。
しかし、アクセス手段がバス&自家用車のみというのは不便だ!という声もあり、
渋滞や天候によって所要時間が左右されがちなのは否めません。
小牧空港を利用する際は、ぜひ時間にゆとりをもって!
そんな小牧空港に就航している航空会社は、
フジドリームエアラインズの一社のみ。
一部便では日本航空(JAL)とのコードシェアも行っているため、
コードシェア便であれば日本航空のホームページからも予約できます!
※JALマイルはJALホームページから予約しないと加算されません。
就航都市は意外と多い
そんなフジドリームエアラインズ(FDA)ですが、
就航地は意外にも多く、地方を結ぶ路線に特化しているのが特徴です。
手短に、就航路線を紹介しますと、
名古屋(小牧)=青森、いわて花巻、山形、新潟、出雲、高知、福岡、熊本
静岡=札幌(丘珠)、出雲、福岡、北九州、鹿児島
松本=福岡、札幌(新千歳)
福岡=新潟、山形=札幌(新千歳)、仙台=出雲
・・・意外に飛んでんな!!と思いませんか?
特に小牧や静岡では、拠点空港というだけあって圧倒的な便数を誇ります。
そして今回、FDAの主要路線である名古屋(小牧)=福岡線に実際に搭乗してきましたので、レビューしたいと思います。どうぞ最後までご覧ください。
小牧空港の朝は早い
午前7時、小牧空港に到着。
小牧空港の朝は早く、午前7時05分から高知、花巻、福岡、青森、熊本、出雲・・・と出発便が続きます。
今回私の搭乗した便は午前8時10分発のFDA303便。福岡行き第2便目で、出発の1時間前に着きました。
さっそく中に入ってチェックインしましょう。
FDAの拠点である小牧空港は、チェックインカウンターもおそらく最大規模。
左手奥に自動チェックイン機があり、預入の荷物がないならばスムーズに搭乗券を受け取ることができます。
搭乗券はこんな感じ。スマホの2/3くらいの大きさです。
発券時にはJALマイルが反映されているか、確認してくれました。
ターミナルは1階構造で、小規模ながら売店、カフェ、レストランが出店。
お土産やFDAオリジナルグッズはスカイショップ翼で販売されています。
ちなみにですが、レストランの正面に到着ロビー・待合所があります。
さぁ、保安検査場を抜けましょう!
保安検査を抜けると、すぐ待合所があります。
この制限エリア内に売店はないので注意!お土産は保安検査前に購入しましょう。
電源席、ソファ席、長椅子と、乗客のスタイルに合わせた座席が用意されている点は、大変高く評価できると思います。
待合所正面の窓からは、駐機中の機体を見ることができます。飛行機好きには嬉しい!
この大きな窓のおかげで、待合所もずいぶん開放的に感じます。
小牧空港の搭乗方式は他の空港にはない特殊な構造で、フィンガーコンコースというものを通って搭乗します。
これはFDAの保有する小型機・エンブラエル E170/E175しか発着しないためできた構造で、このコンコースを歩いて左右正面に駐機中の機体へ向かうというもの。
飛行機をより身近に感じれるこの方式は独特で、楽しいですよ!
そうこうしていると8時前になり、搭乗が開始されました。
例のフィンガーコンコースをズンズン進みます。
ゲートBに入ると・・・
他の空港でよく見る光景に!ここで搭乗券がスキャンされます。
駐機場へ伸びる折り畳み式通路を進み、いよいよ機内へ入ります。
ち、近い!!!
バス搭乗のようにせかされることもなく、ゆとりある搭乗。
今回の搭乗機は5号機オレンジ色のエンブラエル E175型機です。
ヘッドカバーもオレンジ色なのが可愛い。
今回の私の席は窓側16A。座席間隔はこぶし1.5~2個分あり、小型機だからといって横幅狭い!なんてこともありません。
ただ、頭上の荷物入れが大きいため、立ち上がったときに頭を打ってしまわないよう注意です。
シップは定刻で名古屋小牧空港を離陸。
その様子はぜひこちらの動画でお楽しみください!
【世界の機窓から#2】FDA Take off from NKM
南風運用のため、離陸後名古屋の街並みが見えます。
ANAやJALよりも良い?FDAの充実の機内サービス
さて、まずはお決まりのシートポケット内のご紹介です。
シートポケットには
- 安全のしおり
- 機内誌
- 就航空港からの乗り換え案内
- エチケット袋
の4点が入っていました。
余談ですが、FDAの機内誌は地域密着型かつ面白い内容なので、フライトの暇つぶしにはオススメです。
DRAEM3776の「3776」は、言わずもがな富士山の標高からきています。
離陸後10分ほどしてからでしょうか、機内サービスが始まりました。
今回のフライト最大の目的はこれ!
FDAの早朝便では、ドリンク(ホットコーヒー・温かい静岡茶・アップルジュース)とともに、愛知県小牧市に工場のあるCOMOのクロワッサンが提供されます。
日本航空や全日空といったフルサービスキャリアでもドリンクのサービスはありますが、パンの提供はありません。
すごいぞ、FDA!
なお、通常のドリンクサービスではシャトレーゼのチョコレートとなります。
静岡茶は静岡県島田市のハラダ製茶のもの。温かくとも飲みやすく、ほのかな苦みが身体に染みわたります。
いやー、こういった手厚いサービスはとっても嬉しいですね!
巡行中、客室乗務員さんに許可をいただいて、キャビン後方から撮らせていただきました。
この日の搭乗率はざっと80%ほど。親子連れも何組かいらっしゃいました。
飛行機は順調に本州上空を西へ進みます。
そうこうしていると、シートベルト着用サインが点灯。
私もテーブルをしまい、荷物をまとめて前の座席の下へ収納します。
眼下には福岡市の街並みが。少し天気は悪いようです。
ここまで来れば、福岡空港はもうすぐそこ!
福岡空港へ到着しました!
ほぼ定刻での到着です。途中も特に揺れることなく、満足のゆくフライトでした!
FDA、選べるのなら全力で推せるエアラインのひとつ
このように今回利用させていただいたフジドリームエアラインズ(FDA)。
先述のとおり路線も充実しており、選択肢として選べるのならば全力で推せるエアラインだと断言します。
運賃もおよそ10,000~15,000円で購入できることが多く、私も今回GW真っただ中であるにもかかわらず、往復30,000円ほどで購入することができました。
また、客室乗務員の方々もとても親切で、お手洗いに行ったときや機内サービス中にちょっとした会話が生まれることも少なくないです!
このように、FDAはまだまだ知られていないエアラインですが、地域密着型の充実のサービスや温かい乗務員の方たち、比較的お手頃な航空券などが魅力です。
みなさんも利用する機会があるのであれば、積極的に利用してみてはいかがでしょうか!
今回は名古屋(小牧)=福岡間のフライトの搭乗レビュー記事でしたが、
逆区間である福岡=名古屋(小牧)間のフライトの様子はYoutubeに動画を上げています!
▼動画はこちら▼
国内最高水準のサービス?FDAで行く名古屋小牧空港までのフライトレビュー
ブログよりもずっとリアルなフライトの様子を記録しています。
ぜひこちらもご覧ください!
また、チャンネル登録&高評価もしていただけたら嬉しいです!!
それでは、じゃーなー!
ジェットスターで東北旅行はどうでスター?
こんにちは、タケシです!
今回はタイトルの通り、先日4月17日に発表された
新路線情報をお伝えしようと思います!
それではさっそく本題へ!!
ジェットスター、ついに東北へ!
みなさんは、ジェットスターという航空会社をご存知でしょうか?
ジェットスター(正式名称:ジェットスタージャパン)は2019年春現在で、
国内最大規模を誇るLCCです。
おおもとの本家はジェットスターというオーストラリアのカンタス航空系LCCで、
グループ会社としてジェットスターアジア(シンガポール)、ジェットスターパシフィック(ベトナム)と並んで、ジェットスタージャパン(日本)があります。
成田、関西、中部の3空港を拠点としており、札幌や沖縄はもちろん
高知や長崎といった他のLCCがなかなか進出しないような地方と首都圏を結ぶなど、
国内線の拡充にも力を入れています。
そんなジェットスターが今回発表したのが、
東京(成田)=庄内
・・・庄内とはまたまた渋いデスティネーション!!
しかし、庄内地域に何があるのか、知らない方も多いかと思います。
というわけで簡単に紹介しますね(^o^)
庄内地域ってなにがある?
愛称は"おいしい庄内空港"。
「人も食も、自然も文化もおいしい。」という思いが込められています。
就航路線は現時点では東京羽田便のみで、1日4往復が運航中。
投入される機材はボーイング767、エアバスA321、ボーイング737など、多種多様。
ジェットスター就航後はどのように供給バランスを調整していくのかも、注目です!
では、酒田市周辺の観光地は何があるのか??
酒田市のホームページより引用させていただき、ご紹介します!
かつて日本一の大地主ともいわれた"本間家の武家屋敷"
山形県随一の直瀑"玉簾の滝"
400年以上続く伝統の祭り"酒田まつり"
日本海の海の幸に舌鼓!"さかた海鮮市場"
そのほかにもいちご狩り体験や鳥海山、飛島などといった、
自然を堪能できる観光スポットが多数あるエリアとなっています!
実際に乗ってきます
成田=庄内の就航が発表された翌日、
さっそくですが航空券を予約しました!
搭乗するのは9月と、就航から一か月が経過したあとの便。
実際の搭乗率はどれくらいなのか?どのような客層が利用しているのか?
そして、庄内エリアの観光地はどのような感じなのか?
そういったところをブログ・Youtubeを通じてレビューしたいと思います!
まだまだ観光地としての知名度は低い庄内エリア。
このジェットスターの就航を機に、さらなる賑わいを見せてほしいと思います!
では、じゃーなー!
ブリティッシュエアウェイズ 関西=ロンドン線復活!!
こんにちは!タケシです!
今日は4月1日。
新元号が
「令和」
に決まり、日本中が歓喜に満ちていますね!
この新元号、日本古来からの繊細な美しさを感じながらも、どこかスタイリッシュな味も醸し出す、
とても良いものだと思います。
さて、そんな節目の日である2019年4月1日、
実は航空業界にも大ニュースがあったのでした。それは・・・
大阪(関西)=ロンドン線
が、21年ぶりに復活!!
関西国際空港(以下関空)をはじめとした関西地域が長年請願してきたこの路線、
それがようやく実って復活というのは、本当に大きなニュースです。
今回はこの路線についてご紹介したいと思います。
ロンドン直行便復活は関西空港の悲願だった
近年は訪日観光客で賑わう関空ですが、
その大半を占めるのはアジア諸国からの便。
欧米便の拡充は、関空にとっての大きな課題でした。
2018年夏スケジュールにおける関空の欧州便は、
アムステルダム(KLMオランダ航空)
フランクフルト(ルフトハンザドイツ航空)※この春からミュンヘンに切り替え
パリ(エールフランス航空)
と、4都市それぞれ毎日1便のみ。
かつてはローマやロンドンなどへの直行便もあったのですが、利用客の減少などを理由に撤退。
ロンドン線は2009年に日本航空(JAL)が撤退して以来、運航がない状態が続いている状況でした。
しかし、訪日外国人の増加や2020年東京五輪の開催決定、
その後2025年の大阪万博の決定などを受け、ロンドン線復活を望む声は強くなり、
民営化された関西エアポート株式会社も、路線誘致に乗り出しました。
そして2018年9月、
イギリスを代表するエアライン・ブリティッシュエアウェイズが
関西=ロンドン線を2019年3月31日より開設すると発表。
(ロンドン出発は3月31日であり、時差の関係で関空には翌4月1日に到着)
航空業界・関西経済界はもちろん、我々航空ファンにとっても非常に大きな、そして待ち望んでいた朗報でした。
ついに関西へ帰ってきたユニオンジャック
復活した関西=ロンドン便は、週4便にて運航。日本航空との共同運航便となっています。
BA19/JL7078 関西(11:55)→ロンドン(15:50) (火木土は運航なし)
BA20/JL7079 ロンドン(14:20)→関西(翌09:50)(水金日は運航なし)
機材はボーイング787-8型機を使用。
座席は3クラス214席(ビジネス35席・プレミアムエコノミー25席・エコノミー154席)と、長距離用としては最も小さい機材が投入されます。
(※下の画像は巨人機の異名をもつA380型機。主に高需要路線に投入されるフラッグシップ機。)
今日運航された初便は、午前9時49分に関西空港へ到着。ウォーターキャノンでの歓迎放水はなかったものの、日本とイギリスの国旗を掲げながら、駐機場に入ったようです。
詳しい初便レポートはこちらを参照ください!
どんどん拡大する関空ネットワーク
今回のロンドン線開設とともにこの春から、
関西=ヘルシンキの深夜便と関西=シアトルの開設も予定されており、
課題だった欧米便の拡充が、少しずつではありますが進んでいます。
また、アジアのLCCのパイオニアであるエアアジアは、中部国際空港(セントレア)のほか関空もハブ空港と位置付けているようで、7月からはフィリピン・マニラへの就航を発表。
現在は関空からクアラルンプールやバンコク、台北のほか、ハワイ・ホノルルへも就航しているエアアジアですが、将来はアメリカ西海岸への直行便開設も計画されています!
このように、成長を続ける関西国際空港。
これからも注目していく必要のある空港の一つであるのは間違いないと思います!
僕はセントレア推しですが、関空もぜひ一度、利用されてみて下さいね。
それでは、じゃーなー!