港珠澳大橋でマカオへ移動してみた!
みなさんご存知ですか?
香港や澳門、海外に興味のない方は知らないかもしれません。
2018年11月に開通した大連絡橋
港珠澳大橋(こうじゅおうおおはし)は2018年11月に開通。
それまで高速船かヘリコプターしかなかった香港=澳門のアクセス手段ですが、
この橋の開通によって陸路という手段が加わることに。
新たなアクセス手段としてシャトルバスも加わり、
人の往来も今まで以上に活発になりました。
そんな出来たてホヤホヤな港珠澳大橋を実際にシャトルバスで渡って澳門へ入国してきたので、その流れを紹介したいと思います!
バスは香港国際空港の隣から出発
3月8日夜に香港国際空港へ到着した僕は、宿を取ることなく香港国際空港でタミ寝。
翌朝、空港からバスの出ている香港口岸へ向かいました。
香港空港から香港口岸へはB4系統のバスで向かいます。
料金は6HKD、オクトパスカードはもちろん利用可能。
バスに揺られること約10分、香港口岸の正面玄関前で降ろしてくれます。
ひ、広い・・・でけぇ・・・
建物内に入ると広大な空間に圧倒されます。
入っていきなり正面にイミグレーションがあるので、パスポートに香港入国時に渡された入境証が挟まれているか確認して、外国人レーンに並びます。
イミグレーションを抜けて少し歩くと、ちょっとした免税店などが見えてきます。
道なりに進むと券売機があります。ここでチケットを買って、シャトルバスへ向かうという流れ。
購入方法はいたって簡単で、画面内の英語表示さえ理解できればわずか1分強で購入可能。
ただし一つ注意点。
この券売機、現金もクレジットカードも使えません!
じゃあ何で買うんや!って?
そんな日本人にも優しい、ここでもオクトパスカードが利用可能です。
オクトパスカード持ってない!という方は、有人窓口もあるのでそちらでご購入下さい。
なお、券売機ではチケット受け取りの選択表示もありました。
ということはネットで事前購入も可能か!!と思い調べてみたものの、
なんと購入場所は不明(笑)大人しく当日現地で買いましょう。
運賃は大人1人65HKD。深夜(24:00~5:59)は70HKDらしいです。
チケットを無事入手したら、建物を出てバスレーンへ並びます。
澳門行きはD・Eレーンだったと記憶。
まぁレーンとか探さないでもこの『澳門』の看板に従えばバスへ辿り着けますw
いよいよバスに乗車!澳門までは約40分
大きな荷物はトランクへ預け、バスに乗ります。座席は決まってないのでお好きな席へ。
バスは渋滞などつゆ知らず、港珠澳大橋をスイスイ駆け抜けます!
海を突っ切って行く感じがたまらん。日本じゃ味わえない清々しさです(笑)
途中からはトンネルに入り、海底を抜けると・・・
ハイ着いた、澳門!!
バスの案内では珠海と言いますが、澳門なので安心してください(笑)
バスを降りると正面に大きなイミグレーション施設があるので、人の流れに沿ってズンズン進んでゆきます。
Welcome
建物に入るとすぐ、このように歓迎してくれます。
この文字だけじゃどこに来たのか分からないけど、上の漢字は読めなくとも意味は分かる。日本人、ある程度の漢字なら意味が分かるのでありがたい(笑)
イミグレーションでは入国カードを書く必要もなく、スイスイで審査が終わります。
え、こんなにあっさりでいいの?と疑ってしまうほど(笑)
香港出境~澳門入境は何も書くものがないので、ストレスフリーでラクチンです。
さて、このバスターミナルから澳門市内へは路線バスが出ています。
澳門中心部・セナド広場方面は101X系統
コタイ・タイパ方面は102X系統
に乗ればOK。それぞれ一律6パタカです。
マカオパタカの持ち合わせがなくても香港ドルが使えるのは便利です!
それぞれの乗り場にも大きく系統表示があるので、乗り間違えるなんてことはまずないと思います。
僕は101X系統で、セナド広場へ向かいました。
バスターミナルから20~30分で到着!
ポルトガルの植民地だった歴史もあって、街には西洋風の建物が数多く残っています。
風景だけ見ていると、ここはヨーロッパか?と思う場面も多いですよ!
簡単で便利な香港マカオシャトルバス。しかしデメリットも
このシャトルバス、イミグレーションも比較的スイスイで、乗車後も渋滞することなく辿り着くので非常におすすめしたいルートです。
とはいえ、2点ほどデメリットも感じました。
①香港市内から香港口岸までが遠い
現時点では香港市内から直接橋を渡って澳門へ行くようなバスはなく、香港口岸を必ず経由する必要があります。
しかし香港市内から香港口岸までは小一時間かかる・・・。
加えて、バスの運賃は30~40HKDかかるので、それなら正直フェリーで行くほうが手間もかからず便利です。
②時間がかかる
今回、僕が香港口岸から澳門入境にかかった時間は
出境手続き10分、シャトルバス40分、入境手続き10分
合わせて約1時間かかりました。
加えて、香港市内からも約1時間・・・
時間に余裕がある人は良いですが、急いでる人なんかにはちょっと向いていないかな、と感じました。
それでも一度は体験してほしい
長大な橋を渡ることや全長6,000mものトンネルを抜けることは日本では味わえないことですので、一度は試されてみると面白いと思います!
最後までご覧いただきありがとうございます!
それでは、じゃーなー!